↓ライブの写真をいただきました!
月: 2012年7月
7/20(金)江藤有希×清水良憲、対バンライブ
福島ピート幹夫さん主催の対バンイベント、『Taste of a turkey? vol.2』@渋谷七面鳥
「エソギエ」:山本ヒデ之(Bs)福島ピート幹夫(B)中里敦(Ds)
「江藤有希 × 清水良憲」:江藤有希(Vn)清水良憲(Wb)
「大西まみTrio」:大西まみ(P)高宮博史(B)只熊良介(Ds)
バリトン・サックスの山本ヒデ之さん率いる「エソギエ」がトップバッター。
大人サウンドのこのトリオ、聴いていてとてもわくわくしました!
バリトンとベースのユニゾンがすごくカッコ良い。
今日の出演バンドは、わたくしたち以外はドラムが入っていてとてもファンキー。
ヴァイオリンとベースのみの地味な編成に、若干心細くなってきたりして・・。
で、出番がやってきましてタンゴ・デュオ。
ポップだったりロックだったりするライブで、なかなか演奏の機会がないであろうアルゼンチン・タンゴの曲の数々を演奏。
しかし、皆さまものすごく集中して聴いてくださって感激!
それぞれのオリジナルも挟みつつの40分。
終演後、たくさん温かなお言葉をかけていただき、感激。。。
トリの「大西まみTrio」は、ピアニスト・大西まみさんのオリジナルを中心としたプログラム。
まみさんのリズム、素晴らしい。
大編成のホーンバンドでの演奏はパワフルそのものだけど、リリカルな曲はとことん美しく、その空間にあった音色を奏でるひとだ。
私もゲストで一曲参加、楽しかった〜。
そしてバリトン・サックスの山本ヒデ之さんもゲストで参加、これが変拍子バリバリなのにすごいソロをきめていて、圧倒されてしまった・・
幅広い年齢層のプレイヤーが集まったインストの夜。
演奏することも、また人のステージを観ることも楽しく、研鑽となったであろう夜でした。
ご来場くださった皆さま、ピートさん、共演者の皆さま、
ありがとうございました!!
7/18(水)パンパ@みなとみらい大ホール
「西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」@みなとみらい大ホールでのコンサート。
千人以上のホールで、パンパ。
チケットの売れ行きは好調で、当日券が出るかどうか・・みたいな話を数日前にきいたときにはビックリ。
たくさんの方にたっぷり聴いていただけるのは、とても幸せです。
この日のスペシャル・ゲストは、歌手の菅原洋一さん。
私は小さい頃からテレビで拝見していて、どちらかというとシャンソンのイメージが強かった気がしますが、実はタンゴ歌手としてデビューされていて、祐三さんとも旧知。
その歌声はとてもやわらかで、とても気持ち良い。
しかも、MCが爆笑もの。
さすがのステージングで、これまた貴重な一日となりました。
ご来場くださった皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!
7/16(月)カランツバターサブレ・ゲスト出演
カランツバターサブレ/エマーソン北村/くじら@渋谷ラストワルツ、対バンイベント。
私は「カランツバターサブレ」(「ヨシンバ」の吉井功さん率いるバンド)へのゲスト出演。メンバーの福島ピート幹夫さんにお声かけいただきました。
通称「カラバタ」は吉井さんのソフトヴォイスがメイン。
前日のリハで初めてメンバーの皆さんと音を出しましたが、上モノの多い編成にも関わらず、音の入れ方に迷うことがあまりなく、ライブもとても気持ちよく参加させていただきました。
なんというか、自分の居場所が自然とわかる感じ。
また、そのように皆さんがしてくださっていた気がします。すごく楽しかった!
エマーソン北村さんのソロ・ステージも、「くじら」も、とてもカッコ良かった。
ところで、数日前、ベーシストの松永孝義さんの訃報を知りました。
この日、松永さんも「くじら」で出演予定だったのです。
松永さんとは、タンゴでも何度かご一緒させていただき、最後の共演は2010年のハシケン・フルバンドスタイルでのライブでした。
この日、お会いできると思っていました。
普通にそう思っていました。
楽器を問わず、松永さんを慕うミュージシャンは数多く、そのプレイもさることながら、音楽についての姿勢や残された言葉を伝えきくことも多い。
この日も、松永さんの言葉やエピソードを、たくさん聞かせてもらいました。
ご冥福をお祈りいたします。
7/14(土)東京タンゴ祭2012
「西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」で出演。
10組以上のタンゴ楽団が出演するイベントで、リハから本番まで、一日が長い。。
しかし、若手からベテランまでが一堂に会するのも貴重な機会です。
この日、リハも本番も心をうばわれてしまったのが、智詠くんと、大柴拓くんによるギター・デュオ。
美しい音色と、アレンジ。
曲により智詠くんは歌も。これがまた良いのだ。
パンパは大トリだったので、出番まで楽屋で7/18のコンサートでの歌曲の楽譜制作をメンバーでやっていたりしたのだが、思わず手をやすめて聴いてしまった。
パンパの直前に出演された、「オルケスタ・アウロラ」は国内外を問わず活躍する若手タンゴ楽団なのだけど、ゲストとして、ピアニストのパブロ・シーグレル氏が参加。
ピアソラ五重奏団などで数々の名演を残しているあのシーグレル氏。
北村聡さんのバンドネオンとのデュオ演奏もあって舞台袖て聴いていたのだが、脱力していて音がきれいで、とても楽しい演奏だった。
なんか、こういう音楽を聴けて役得な一日でありました。
パンパのステージは5曲であっという間でしたが、好評いただいたようで終演後にたくさんCDが売れていたとのこと。うれし。
この日は、フライヤー挟み込みスタッフをしてくれたIちゃんと、空き時間に浅草探訪へ。
気になっていた「天国」というお店で名物ホットケーキを食す。
実は、リハ前に「ヨシカミ」でオムライスも食べたかも知れない・・
7/12(木)大阪でハシケンさんレコーディング
午後、新幹線で大阪へ。
「中村瑞希&ハシケン」の曲を1曲。
そして、「ハシケンmeets伊藤大地」の曲も。
梅田にあるスタジオで、久々にハシケンさんと再会。
奄美のおいしいお菓子「まめぼっくり」をいただきながらスタートです。
まずは奄美の歌者・中村瑞希さんとハシケンさんのアルバム用に「青い月」から。
この曲、そもそもはハシケンさんのアルバム「青い月」に収録されていた曲。
太田惠資さんのヴァイオリンが印象的なその曲を、新たに私が弾かせていただくのはプレッシャーでもありましたが、「中村瑞希&ハシケン」のライブで何度か演奏しているうちに、プレッシャーはどうでも良くなってしまいました。
この曲は、演奏しているといろいろな情景が浮かんでくる。
静かに、何かがこみあげてくるような歌なのです。
つるっと2テイク録りましたが、結局最初の1テイク目に決定。
そして、「ハシケンmeets伊藤大地」の新曲を。
4月に1stミニアルバムを発売されたばかりで、早くも2ndアルバム制作とは!
当初1曲の予定でしたが、間際にもう1曲仕上がったとのことで、2曲録音。ハシケンさんは弦のアレンジまでしてしまうのです。
それぞれ、何パートかずつ重ね(後日にはチェロも重ねられたそう)時間内に終了〜。
両方とも、完成が楽しみです!
7/7(土)内藤隆之&江藤有希
狭山市のワイン・バー「sui」にて、ピアニストの内藤隆之さんとデュオでした。
偶然、前日も埼玉県内でのライブでしたが、本庄市と狭山市ではまったく方向が違い、埼玉県の広さを思いしらされたのでした・・
内藤さんは普段ソロでの活動が多いそうですが、9月に入間市のホールでの内藤さんのコンサートで、ヴァイオリニストを探していらしたところ、ギターの鬼怒無月さんがわたくしをご紹介くださったのでした。
内藤さんは、鬼怒無月さんの大学時代の先輩とのこと。
その9月のコンサートの前に、狭山市のワイン・バーでのライブで共演させていただくことに。
そういえば、ヴァイオリニストというと、共演楽器は同じくヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなどのクラシック系弦楽器のほか、ピアノとの機会が多いのが普通なんだと思いますが、私は圧倒的にギターとの共演が多いので、実は私にとってもピアノとのデュオは新鮮。
内藤さんはご自身で作曲もされ、この日は内藤さんオリジナル曲のほか、映画音楽など。
満員御礼。
完全生音でしたが、終演後はたくさんの方にお声をかけていただき、おしゃべりしながら楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!
9月のコンサートは入間市にて。楽しみです!
7/6(金)江藤有希&清水良憲
(回顧再開)
昨年につづきベースの清水良憲さんとのデュオで、埼玉県本庄市にある「カフェ・かぼちゃとやぎ」にてライブ。
新宿から湘南新宿ラインで1時間半。
神保原駅からは、迎えにきていただいた車で移動。
“遠足”という表現がぴったりな距離ですが、車窓の風景も徐々に緑豊かにかわっていき、文字通り”遠足”気分で向かいました。
そしてまた、こちらのお店は素材にこだわったメニューが美味しい。
清水さんとのデュオは、アルゼンチン・タンゴが中心のレパートリー。
ヴァイオリンとベースのデュオで、しかもタンゴですからマニアックです(笑)。
あまり知らない曲が多過ぎてもなんなので、今回は映画音楽や、「中南米」というカテゴリーでラテンの有名曲もおりまぜてみましたが、これが結構やっていて楽しかった。
いわゆる世間的によく知られた曲というのは、その曲によってはベタ過ぎてげんなりする場合があると思う。
実際、自分が聴きにいったライブやコンサートで、「有名だから」という理由で演奏されたであろう場合、そういう理由でやってるってわかってしまう。
やる側が本当にその曲に魅力を感じていなかったらやらない方がよいんだろうなぁ。
その意味では、オリジナルだろうとカヴァーだろうと同じかも。
で、過日リハをしたときに、音をだして楽しくできた曲をレパートリーにしました。
何しろ二人だけなので、ベースがメロをとるときは私が伴奏(らしきもの)をするわけで、忙しいことこの上ないのだけど、美しい曲は、どうやっても美しい。
そんなわけで、この日のライブも大変楽しく、お客さまもとても集中して聴いてくださいました。
終演した途端に次のライブが決まるといううれしいお話。
ご来場くださった皆さま、かぼちゃとやぎの皆さま、ありがとうございました!
次回の「カフェ・かぼちゃとやぎ」ライブは11/9(金)です。
7/26(木)ライブについて。
ここのところ片目のまぶたがピクピクいっておりました。
ありがたいことに、音楽の内容は日替わりで切り替えていかなくてはいけない状況で、合間をぬっての事務作業が続き、脳内スパーク状態。
ようやくそれらが一段落し、いよいよ7/26(木)の「ちょっとソロ、ほとんどデュオ vol.2」に向けてじっくり準備中です。
先日、大西まみさん(P)とリハをしましたが、素晴らしいプレイと曲。
彼女にお願いして良かったと心から思いました。
おかげさまでご予約続々いただいております。
まだ少しお席に余裕がありますので、検討中の方は是非!
7月に入ってからの日記も追って更新したいと思います。
6/30(日)ウナドス
今年も始まりました、デリシャスなシリーズ。
ウナドスは活動当初から、美味しいお店とのご縁が深い。
そんなわけで昨年からはじめたデリシャス・ライブ。
「こりゃ本当に旨い!」と思うお店でのライブはとても楽しい。
お客さまにも自信をもってオススメしてしまうわけです。
そして、お店によっては “ウナドスLive限定メニュー” なるものを作っていただく。
このお願いをするとき、店主のリアクションは様々で、
「ひ〜!」
だとか、
「ふふふ、いいですよ」(ニヤリ)
だとか、その様子をうかがうだけでも楽しかったり・・ウソです、そんな高飛車ではありません、いつもご協力に心から感謝いたしておるわけでございます。
さて、ムリウイは食べ物も飲み物も、すべて手作り。
素材からこだわっていて、それでいて「ナチュラル」とか「オーガニック」にありがちな味気なさと無縁なところがすばらしい。
今回のウナドスLive限定メニューは「グレープフルーツのジュース&カクテル」。
私はジュースをいただきましたが、グレープフルーツ果汁はイエローとピンクのミックス。
もちろん100%。
そして、凍らせた実がゴロッと入っていて、シャリシャリいってとても美味しかった!
そんなわけで、美味しいジュースをいただいてからリハして、いざ本番。
考えてみれば、都内でのウナドスは今年初めて。
間をあけてのライブはスリリングな面もあるし、”こなれ” を生む面もある。
個人的に今回は “こなれ” を実感しつつ、中西・早川両氏がどうでてくるかわからないスリリングさを楽しんだ。
早川純氏の新曲も好評でした。
リピーターの方も、初めての方も、たくさんのご来場ありがとうございました!!
次回、「ウナドス・デリシャスライブ」は、8/12(日)吉祥寺アウボラーダ。
美味しいブラジル料理をカジュアルに楽しめるお店です。
ライブもご飯もご期待ください!!