大晦日ですね。
無事に年を越せること、つくづくありがたいと思います。
2000年に演奏活動をはじめて、干支がひとまわりした2012年。
いつも以上にこれまでを振り返りたくなりました。
12年前、ヴァイオリンを弾いて、それを仕事にしていけるかどうかなんてまったくわかりませんでした。
それまでやっていた家業手伝い(フルート修理業)から一転して、バイトをしながらヴァイオリンでの活動をやっていこうとした時に出会ったのがショーロ。
当時はクラシックがメインだったけど、音大を出ていないこともあり周囲には音楽関係者があまりいなくて、たまたま知り合った方から演奏のお仕事をいただくという綱渡り状態で(それでもいただけたということは今思うとすごい)、あとはバイトとレッスン業でなんとか成り立っていた。
バイトは、パスタ屋さん、クレープ屋さん、カード会社などなど・・。
ショーロを弾く場は限られていたけれど、それでもお声をかけてくださる方がいらしたり、セッションの場に足しげく通って色々な方と出会うようになったり。
少しずつクラシック以外の場も増えていきました。
それでも、音楽をメインとした生活をすることについては半年ごとに軌道修正するつもりでいました。
年を越すたびに、あぁ、こんなに続けられるとは思わなかったな、と。
色々なことがあったけど、本当に、こんなに続けられるとは思いませんでした。
いつも身近に支えてくれる家族や、友人たち。
共演者、関係者の皆さま。
そして、足を運んでくださったり、遠くから応援してくださったり、いつも見守ってくださる方々のおかげで、私は続けていられることを実感しています。
心より感謝申し上げます。
2012年は、サイトのリニューアルや当ブログの開設、そして新シリーズ「ちょっとソロ、ほとんどデュオ」などなど、新しいことがいくつもありました。
出会いもたくさんありました。
旅が少なかったのが、ちょっと地味な印象(笑)。
来年はもっと歌ものやりたいなぁ。
弦アレンジなども積極的にやりたい。
そして、コーコーヤの3rdアルバム制作、ウナドスのツアー&フルアルバム制作など、いくつか企画もあります。
「ちょっとソロ、ほとんどデュオ」も、やります。
武者修行は続く。
長くなりましたが、あらためまして、一年間、本当にありがとうございました!!
2013年が、皆さまにとりまして素晴らしい一年となりますように。