江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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徐々に通常運転も。

ソロアルバムのレコーディング・レポート、たくさんの方にお読みいただいているようで、うれしいです。
これから、追加曲の作曲&録音、その他リリースに向けて詳細をつめていくことになります。
またいずれご報告させていただきます!

さて、ここのところずっとレコーディングに向けて集中しておりましたが、涼しくなると同時に、その他の活動も色々と。
少し前から遡っての備忘録です。

・8/25(火)オトザイサトコ・レコーディング。
シンガーソングライター、オトザイさんとは、2013年頃からのお付き合い。
大阪在住で、毎月のように上京されての活動はかなりのアグレッシブさ。
東京スカパラダイスオーケストラの大森はじめさんのプロデュースのもと、ライブでもよく演奏している2曲を録音。

・9/7(月)EPO・リハーサル。
9/19(土)東京FMのライブ番組のためのリハ。
この日は初めましての鈴木雄大さんと三人で。雄大さんは歌声も素敵で、しかもギターもピアノも弾いてしまうのです。

・9/14(月)工藤江里菜・リハーサル。
9/20(日)に行われる江里菜さんのライブは、チェロの薄井信介氏と共にサポート。
そして、私は弦アレンジを担当させていただきました。レコーディングの合間をぬって、この日までになんとか4曲アレンジ。
良い雰囲気に仕上がりホッとしました。

・9/17(木)オルケスタ・ティピカ・パンパ・リハーサル
朝は、10/9(金)恒例のすみだトリフォニー小ホールでのパンパ・コンサートの為のリハ。パンパは創立60周年。
この規模で、同じメンバーで回を重ねられるというのはこのご時世では稀有のことと思います。このグルーヴ、是非体感していただきたいものです。

・9/17(木)EPO・リハーサル。
そして午後、9/19(土)東京FMのライブ番組のためのリハ2回目。
ピアノの清水信之さん(EPOさんの初期アレンジ担当されるなど、すんごいお方です)、パーカッション山田智之さん(10年近く前、レイ・サンドバルのサポートでの共演以来!)が加わることとなり、豪華な5人でのリハ。

・9/19(土)EPO・東京FM『KIRIN GOOD LUCK LIVE』生放送ライブ。
上記メンバーでのライブ。
生放送ということで緊張はありましたが、抽選で当選されたお客さま20数名?を前に、とっても楽しいライブとなりました。
“どポップ”な皆さまとご一緒すると、自分が音楽的辺境の地にいることを思い知らされたりします。
しかし、そんなことは関係なくなってしまう、楽しい時間でした!

(写真はすべてTさん撮影)

(番組内で乾杯するのです!)

(終了後の記念撮影)

・9/20(日)工藤江里菜『クラシカルコンサート・エリナ イン クラシック vol.1』
藤沢ル・クラシックは、文字通りクラシック演奏の似合う、木造の素敵な会場でした。
サロン的な小ホールといった感じ。
完全生音ではなくPAが入りましたが、とても自然な響きで気持ちよかったです。
早くから完売となったコンサート。客席で泣いていらっしゃるお客さまもちらほらと。
しっとり曲も多かったですが、楽しく終了!
終演後は、20年来の友人でもあるチェリスト薄井信介氏とカフェ・パンセへ。

 (リハーサル風景)

(話は尽きませぬ)

・9/21(月)EPO『New Alubum Premium Concert 「愛を~LOVE IS ON~」』のリハーサル。
10/2(金)品川教会・グローリアチャペルでの、EPOさん35周年記念アルバム・プレミアムコンサート。
緊張しつつスタジオ入り。
なぜかというと、はっぴいえんどの鈴木茂さん(G)はじめとするレジェント・ミュージシャンの方々の中に、一人混ぜていただくから。
すでに、チームとしてEPOさんと共演されている皆さま。
田中章弘さん(B)中西康晴さん(Key、P)若森さちこさん(Perc)。
盤石のグルーヴと色彩。
リハが始まると素晴らしい時間が流れました。鳥肌もの。
まだお席があるようですので、このレアなライブを是非観にいらしてください。
おすすめです。
(緊張して写真撮れませんでした)

ああ、長くなってしまった。
もっとこまめに更新せねばですね・・

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ソロアルバム始動。その4・録音三日目。

9/10(木)レコーディング三日目のご報告です。

まずはギター・笹子重治さんとのデュオ2曲からスタート。
デュオ曲もですが、このアルバムには笹子さんのソロがあちこちに散りばめられております。
ふふふ、なんと贅沢な。

3曲目は、凄腕フレットレスベースの織原良次さん、パーカッション岡部洋一さんと4人で。

(すんばらしい織原氏)

(プロパンガスの容器で出来た楽器!)

織原さんとは、10年近く前に対バンライブのアンコールで共演して以来でしたが、さすがのプレイ。
とっても気持ちよくて、非常にお金持ちっぽい(笑)曲が録れました。
しかし、そのプレイバックを聴いたチェロ橋本歩さんはなぜか爆笑→落涙。
泣くほど良かったんだと前向きに解釈します・・

(泣くほどか)
 

4曲目は、その歩さんのチェロが加わり、5人でハードなやつを一曲。
最後は岡部さんのパーカッション・ダビングで、一気に遠景が見えるような感覚を味わって終了しました。

(クオリティの高い記念写真)

三日間、参加してくださった皆さま、お一人お一人が本当に素晴らしくて、感激の連続でした。
ハードなスケジュールのなか、気持ち良い音を録ってくださったスタジオハピネスの平野栄二さんにも感謝。

さて、これで終了かと思いきや、追加でもう一曲録ることになりました。
ただいま作曲中。

このアルバムはハピネスレコードより、2016年リリースの予定です。
どうぞお楽しみに!!

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ソロアルバム始動。その3・録音二日目。

9/2(金)レコーディング二日目。

前日はヘロヘロな状態で、その疲れが若干残ってはいましたが、ゆっくりお昼入りしたこと。
そしてこの日はそれほどハードではない内容だったので、なんとなくゆるりとした気分でスタートしました。

まずは、チェロ橋本歩さん、ギター笹子重治さんとのトリオで1曲。
歩さんとは同じ部屋で。
弦楽トリオ。気持ち良い。

そして、先日リハをした、ピアノ林正樹さん、ヴィオラ田中景子さん、チェロ橋本歩さんで1曲。

(左から録音の平野栄二さん、景子さん、私、林さん、歩さん、ん?笹子さん!) 
自分で自分の曲の弦アレンジをしたのは初めてのこと。
でも、事前のリハや、皆さまからのアイディアをいただいて、なんだか素晴らしい曲になった気がします。
ひたすら美しかった。
 (岡部さん顔を目指しました)

(ヴィオラ譜の書き込み。どんな曲や)

そして、3曲目は二人の素晴らしいギタリスト、笹子重治さんと中西文彦さんとのトリオ。
この三人で何か出来ないかな、と思って作った曲です。
とてもスリリングな一曲となりました。

 (終わってホッ)

4曲目は中西さんとのデュオ。
もう何年もライブよく演奏している曲、ようやく録音できてうれしい。

この二日で収録予定の3分の2を録り終えたので、かなりの安堵感。
あらためて、参加してくださった皆さまに感謝。
また、TwitterやFacebookでの投稿にもたくさんの応援をいただき、とても勇気づけられました。
ありがとうございます!!

明日は三日目。
しかし、どうも最終日ではなくなるかも・・
またご報告させていただきます。

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ソロアルバム始動。その2・録音初日。

9/1(火)いよいよレコーディング当日を迎えました。

※アルバムに向けて動きつつも別件でのお仕事も併行しており、現在も諸々の合間に書いているので、進行状況により更新が遅れるかも知れませんこと、あらかじめお伝えしておきたいと思います。
いやそもそも、しょっちゅう更新は遅れてますね・・(涙)
まぁ、備忘録を兼ねて記しておきたいと思います。

高津のスタジオ・ハピネス
これまでも様々なプロジェクトでお世話になってきたスタジオです。
録音は平野栄二さん。
もしかして、私の音を一番多く録ってくださっているかも。

今回は3日間に分けて録ることに。
そして初日が一番ハードな内容と予想。
実際、入りはお昼前、終了は21時過ぎでした。
チェロ橋本歩さん、ギター笹子重治さん、パーカッション岡部洋一さん

(左から歩さん、笹子さん、岡部さん、平野さん、私)
いやー、このメンバーですからわかってはいましたが、皆さま本当に素晴らしくて、このような方々と一緒に音を残せる幸せをさらに実感しました。
曲は徐々にハードになっていきましたが、最後は岡部さんのパーカッション・ダビング。
聴いているメンバーから拍手とため息。
自分でいうのもなんですが、かなり楽しみな内容です。
(凄すぎるプレイ続出)

 (スタジオの雰囲気。右端はハピネスレコード田中社長)

実は前夜、なかなか寝付けませんでした。
「何年やってんだよ!」というハナシではありますが、考えてみれば、これまではユニット活動主体で、自分名義での制作は初めてのこと。
今までよくわかってなかったことも色々あったし、とても勉強になっています。
同時に、非常にラク〜に感じる面もあって、これは新鮮な発見。

何はともあれ、無事に初日を終えることができ、心から感謝です。
続く。

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ソロアルバム始動。その1・準備。

この一年間、今後の活動について色々と考える機会が増えました。
そして、周囲の心強い協力をいただき、初めてのソロアルバム制作がスタートしました。

いつも時間のかかる曲作り。
5月に最初のミーティングがあり、そこからはいつも通り体調をくずしつつの難産の日々でした(わかりやすい・笑)。
7月に、プロデューサーである笹子重治さんとカラオケで初リハ。

(リハ後に乾杯)
ある程度の曲数の音だしがすみ、少しホッとした瞬間でした。
ここからさらに曲作りを進めて、8月。
今回のアルバムの半分は入ってもらう、チェロの橋本歩さんと三人で、リハと宴会を重ねました。
(注・リハしました)
 

(注・リハしました)

ギタリスト・中西文彦さんにも入ってもらうため、初日は合同宴会。

みんなでミルトン・ナシメントのDVD観たりして、楽しい時間でした。

 (その数日後)
ピアノ林正樹さん、ヴィオラ田中景子さん、そしてチェロ橋本歩さんとリハ。
ピアノ+弦の曲があり、リハといいつつアレンジ確認でもあり。
皆さん、猛烈にお忙しいなかを時間をとってくださいました。
色々なアイディアも出してもらいました。
うぅ感激。。。
こうして、数ヶ月の準備を経て、録音当日を迎えたのでした。
続く。