江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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7月6日(木)のレポート・その①

2017.7.9 更新

この日の午後は、芝浦工業大学 附属中学高等学校にて、音楽鑑賞会でした。

メンバーは、
鈴木崇朗(バンドネオン)
西嶋徹(コントラバス)
三枝伸太郎(ピアノ)
江藤有希(ヴァイオリン)

超多忙なメンバーなので、リハは前日の午前中に集中的に。

 
(前日、スタジオにて)

 


この鑑賞会はここ数年、毎年のようにお声をかけていただき、毎回違った音楽をお届けしています。
今年は、選択科目の音楽を選択している高校1年生の生徒さん約100名に向けて、アルゼンチン・タンゴを紹介。
前半は、古い時代のタンゴから、近代、ピアソラの作品まで、基本となるタンゴのリズム以外にもミロンガやワルツなどをまじえ、様々な作品を演奏しました。
生徒さんたちはとてもじっくり聴いてくれて、一曲終わるごとに配られたプリントに一生懸命感想を書き込んでいました。

 
(じっくり聴いてくれる生徒さんたち)



そして後半は、楽器ごとに解説&質問コーナーのあと、その奏者によるオリジナルを演奏しました。
このコーナーがかなり盛り上がりました!
初めて見る楽器や初めて聴く奏法。
メンバーそれぞれの解説もとてもユニークでしたし、高校生ならではのツッコミに思わず笑ってしまう場面もたくさん。
オリジナル曲も聴かせる曲ばかりで、大きな拍手をいただきました。


 
(にこやか)
 

(にこやか)

 
(皆、のぞきこんでます)

最後に生徒さん参加コーナーがあり、今年は何で共演したら良いか、悩みました。
タンゴの曲を100人の高校生と演奏するのもすごそうですが(笑)、メンバーとも相談した結果、校歌をミロンガのリズムで伴奏することにしました。
演奏が始まると、ノリノリになった生徒さんたちが大きな声で歌ってくれて、とてもうれしかったです。

この日はPure Soundナカノユウスケさんが音響をつとめてくださいました。
バンドネオン入りの編成は、経験のある方でなければなかなか安心できないのが正直なところですが、短いセッティング時間でとても心地良い響きにしていただき感謝です。

 
(ナカノさんとミキサー)

そして、超凄腕メンバーにお願いして実現した四重奏、皆さま本当に素晴らしかったです。
一緒に音を出していて、楽しかったり、ゾクッとしたり。
お一人お一人が、本当にすごい。
高校生にこのような音楽を聴いてもらえたことも、うれしかったです。
芝浦工業大学 附属中学高等学校の皆さま、ナカノさん、メンバーの皆さま、ありがとうございました!!
8月13日(日)は同メンバーで雑司ヶ谷エルチョクロにてライブがございます。
日曜の夕方、ぜひぜひいらしてくださいませ。

江藤有希×鈴木崇朗×三枝伸太郎×西嶋徹

『Barrio de Tango 〜バリオ・デ・タンゴ〜』

日時 2017年8月13日(日)Open 16:00 Live 17:00(2st)
会場 TANGO BAR エル・チョクロ(雑司ヶ谷)03-6912-5539
   豊島区南池袋3-2-8
出演 江藤有希(Vn)鈴木崇朗(Bandoneon)三枝伸太郎(P)西嶋徹(CB)
料金 予約¥4,000/当日¥4,300(共に+order)
   yukivn.info@gmail.com
   「件名:8/13ライブ予約」
   「本文:お名前、人数、ご連絡先」を明記の上、お申し込みください。
   返信メールをもって予約完了といたします。