2015.5.7 更新
リオ在住の歌手・Makoさんの横浜ライブにゲスト出演。
Makoさんとは、2004年のリオ滞在時に出会いました。
すでに何年か住んで、あちらで活動されていました。
ちょっと思い出深いエピソードがあります。
このブログの「ブラジル旅行記」にも書いた、とある一日。
リオの伝統あるショーロ・グループ「エポカ・ジ・オウロ」をバックに弾かせていただくことになり、それはそれは貴重な体験をさせてもらった日。
実はこの時、Makoさんもこのライブにいらしてました。
そして私の演奏が終わるや否や、「良かったね〜!こんな素晴らしい人たちとこんな短期間に演奏できるなんて・・」と感激してくれるとともに、ハラハラと、涙を流されたのです。
この瞬間、私は痛感しました。
私に起こったことは、色々なご縁があって周りに助けてもらったと同時に、旅行者に起きたラッキーな出来事でもあったこと(リオ到着後から、毎週ライブに出演させてもらってました)。
実際に住んで、生活している人が目の当たりにする苦労は、計り知れない。
しかも、楽器のプレイヤーは言葉はいらないけれど、言葉が大切な歌い手にとって、現地のステージに上がること自体、簡単ではなかったはず。
その何年後か、Makoさんが一時帰国のときにコーコーヤとライブ共演する機会があり、なんとも感慨深い気持ちになりました。
ところが、これで話は終わらない。
そのさらに数年後、すでに毎年帰国ライブを重ねていたMakoさん。
久々に観にいったライブでのステージ力が格段にあがっていて圧倒されました。
確かショーロクラブをバックに、六本木でライブをされた時だったかな。
まるで、別人のようになっていて本当にビックリ。
それ以降、タイミングがあえばなるべく彼女の帰国ライブに行きました。
説得力がすごい。
なかなか共演の機会がなかったのですが、今回、久々にご一緒できることになり、とてもうれしかった。
メンバーは、カヴァキーニョ・だいどうじさかえさん、7弦ギター・山田”やーそ”裕。
カヴァキーニョのだいちゃんとは、90年代からのお付き合い。やーそとは、2004年に知り合ったので、お三方ともすでに10年以上の友人ということになります。
私は当日のみのリハでしたが、安心のアンサンブル。
個人的なハイライトは、Makoさんと二人だけでの「Luiza」。
Antonio Carlos Jobimの名曲をデュオで、というのはMakoさんからのご指名。
イメージをふくらませてのぞみましたが、Makoさんの音感やタイム感が安定しているので、味わいながら、とても自由に弾けた。
全員でのサンバも久々の感覚、めちゃくちゃ楽しかったです!
久々の共演は、とても感慨深かったです。
翌日、お忙しいなかを「江藤有希&大西まみ」ライブに足を運んでくれた。
しかもラベンダーいただきました!
すでに東京でのライブを終えられて、このあと関西を残すのみだそうですが、今秋には新譜をたずさえて、また帰国ライブがあるそうですので、皆さま是非チェックなさってください。素晴らしい歌手です。
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