江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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アイリッシュ/南米。

2012.9.25 更新

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9/21(金)『アイリッシュ&ブラジル音楽 “祭”』@下北沢モナレコード。

会場に着くと、Modern Irish Projectがリハの真っ最中。
うむむむー、カッコイイ。
普段ドラムと一緒の機会がほとんどないこともあり、迫力を感じてしまうのであった。
とはいえ、中西文彦さんとのデュオは最初から二人で構築するもの。
ライブがスタートすると、満員のお客さまを前に、思いきり音楽に集中。
オリジナルもまじえつつ、C.C.マリアーノ、ジョビン、ジスモンチなどのカヴァーを演奏しました。

そして休憩をはさんで2ndステージはMIP!
会場の一番後ろでの立ち見でしたが、自然に身体がうごいてしまいます。
実は、中西さんとの出会いは2003年、ケルト音楽のコンサートでの共演がきっかけ。その後、デュオでの機会をいただき(ブラジル音楽メイン)、気づけばライブを重ねてきたのでなんとも不思議な気持ちでこのイベントを迎えていました。

(MIPの演奏力、すばらしいのです)

さて、終盤になり、中西さんとわたくし、呼び込まれました。
全員でのセッションは、

1.「Bebe」(エルメート・パスコアル)
2.「Down By The Salley Gardens」(アイルランド音楽)
3.「ポ・ド・アスーカル」(中西文彦)
4.「Newmarket set」(アイルランド音楽)

どの曲も、めちゃくちゃ楽しかった。
「Bebe」は弾いていて鳥肌がたった。
フィドルの大渕愛子さんとは、楽器そのものは似ていても、発音というかコブシというか、アイリッシュ特有の表現のほかにも弓の使い方や技術的なこと、何から何まで違っていて、ここまで違うんかい〜!と驚嘆しつつ、私は心から尊敬しています。
ギターの長尾晃司さんも、ドラムの田嶋友輔くんも、本当にすばらしい。
最後のアイリッシュ、ついていくのがやっとのテンポでしたが、とにかく楽しかったです。

素晴らしい機会をくださったMIPの皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

9/23(日)ウナドス@藤沢カフェ・パンセ

ウナドスが湘南地域にいくと、いつも雨・・(涙)。
ほとんどどしゃ降りの中をまずはカラオケでリハ。
しかしこのカラオケが意外と響きが良くてよかったです。
時間があまったので、最後はおなじみの「舟歌」を中西さんが歌い、早川純氏がカラオケに絶妙な絡みを入れて準備万端。

パンセに着いて早速、美味しい珈琲とケーキをいただきました。

(栗のタルト。栗もナッツもぎっしりでめちゃ旨・・)


パンセでのライブは、昨年11月以来。
リピーターの方も、初めての方も、たくさんの方にご来場いただきましたが、初めての方から
「音楽を聴いていて、まるで絵本をみているようでした」
というご感想をいただき、とてもうれしかったです。
わりと新しいレパートリーもだいぶこなれてきて、ステージでの音のやりとりも楽しかった!


回を重ねられることは、やはり幸せなこと。
そういう仲間と環境がなければ出来ないことだなぁと、いつも思います。
ご来場くださった皆さま、パンセの皆さま、ありがとうございました!!
(来年早々、コーコーヤのパンセ出演が決まりました。詳細は後日)