江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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KILLING FLOOR「012」発売記念ライブ/即興録音。

2012.9.11 更新

9/7(金)KILLING FLOOR@下北沢440にゲスト参加。

超満員!
出番は2ndだったので、1stはずっと会場後方で立ち見してましたがステージはほとんど見えず、ほとんどモニターをみておりました。

しかし、とにかく、このバンドはカッコいいです!
編成がヘン!(笑)
トランペット、サックス、トロンボーン、パーカッション、ドラム2、チャップマン・スティック。
これが絶妙なバランスで、迫ってくるわけです。
踊らずにいられないグルーヴ。
立ち見でも全然疲れず、1時間以上の1stステージはあっという間でした。

2ndステージ。
ゲストの出番はその後半から。
私はアルバム参加曲ともう一曲、計2曲参加させていただきました。
2曲目が、前奏でウッディ・モジャさん(チャップマン・スティック)との即興デュオ。5月には即興でのレコーディングという初体験をさせていただき、今回はライブでの即興という初体験。
これまで、即興は自分にもっとも遠い分野だと思っていたのです。

しかし、緊張しつつもモジャさんの奏でる音に身を委ねているうち、身体の力はぬけつつ音には集中するという気持ちの良い状態に。
5分くらいやって良いということだったけど、一体どのくらいの時間だったのだろう・・
やがてメンバーの音が重なり、アップテンポのメロに突入。あとは記憶ナシ。

交替でゲスト出演された山下太郎さん(ギター)、山中ヒデ之さん(バリトン・サックス)もほんとうに素晴らしかった。
開演前、「王将」で食事しながら話したそれぞれの音楽のルーツに納得。
素晴らしいメンバーの、素晴らしいライブにこのような形で参加させていただき感謝。
すべてを率いるリーダー・福島ピート幹夫さんの音色も人柄も、あらためて素晴らしいと実感しました。
KILLING FLOORの皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!!

さて、関連するのでまとめて。
9/9(日)は前出のウッディ・モジャさんと急きょレコーディングすることに。
内容についてはいろいろわかり次第お知らせしますが、宇宙の映像を観ながら即興で演奏!
映像観ながらのレコーディングなんて初体験、しかも宇宙でっせ。

(これがチャップマン・スティック。)

スティックは、エレキギターとエレキベースが合体したような楽器。
KILLING FLOORではブリブリのベースの印象が強いのだけど、エフェクターの使い方によって、まるでシンセのようなサウンドになる。
このスティックとヴァイオリンの組み合わせがスペイシーで、まさに宇宙的なのです。

どのような形になるのか、とても楽しみです!