2012.5.25 更新
5/22(火)@吉祥寺Strings。ゲスト:鬼怒無月(G)
ユニットとかグループではないかたちでの、初めての自主企画ライブ。
おかげさまで無事に終了しました!
冷たい雨が降る一日にも関わらず、たくさんの方に足をお運びいただき満員御礼。
前日にリハを終えてから、曲順を決めるのにものすごく時間がかかってしまった。
結局、当日出かける間際にようやく決定。
以下セットリスト。
<1st>
1. Three Colors of the Sky(N. Kido)
2. My favorite things(R. Rodgers)
3. Oblivion(A. Piazzolla)
4. インド洋のワルツ(Y. Etoh)
5. Frevo(E. Gismonti)
6. Adagio(E. Gismonti)
7. Chorinho pra ele(H. Pascoal)
<2nd>
1. 青い夜のワルツ(Vnソロ/Y. Etoh)
2. Waltzing Matilda(Gソロ/Australian Folk Song)
3. Manha de carnaval(L. Bonfa)
4. Nullset(N. Kido)
5. Agua e vinho(E. Gismonti)
6. Waltz for Debby(B. Evans)
7. Antonia(P. Metheny)
<encore>
Loro(E. Gismonti)
カヴァー多めのプログラムとなりました。
今回、アレンジに挑戦したのはジスモンチの「アダージョ」。
この曲はピアノとオーケストラで演奏されていて、それはそれは壮大な世界。
メロディが美しくて大好きで、無理矢理ヴァイオリンとギターでやることにした。
ライブという形では初めて演奏したヴァイオリン・ソロ曲。
「青い夜のワルツ」は、2年前に「バレエ・スタジオAile」の発表会にて、バレエの為に書き下ろした作品のひとつ。
いやはや、めちゃくちゃ緊張しました。
踊るための曲なのでとても短いんだけど、たった一人でステージに立つ人たちはすごいなぁとあらためて思いました。もう出来ない・・(いや、このシリーズはやらなきゃならないのですが)。
そして、なんといっても第一回目ゲストの鬼怒無月さんの凄さを、私自身が一番近い場所で堪能させてもらった貴重な機会でした。
音色も凄絶なテクニックもリズムも、そのダイナミズムも。
前日のリハで初めて音をだして、とにかくついていくのに必死・・。
鬼怒さんがソロをとるとき、ヴァイオリンが休む場面は少ない。
ここまで休まないことって滅多にないのだが、それはいつも鬼怒さんが組んでいるヴァイオリニストたちがそれだけブレることなく支えたり、自由自在に彩ることができるからだと思う(実際すごい方たちばかり)。
どんな風にどの程度、鬼怒さんのギターに絡めばよいのか、とにかくバリエーションの豊かさにこちらの引き出しが間に合わない〜
たぶん脳みそから色々な物質が出ていたものと思われます。
また、普段あまり長いアドリブをとらない私にとっては、一生分に感じるくらいアドリブの場面があり(ま、そういう曲を自分で選んでしまったのもある)これまたハードな修行でしたが、やってるうちに楽しくなってくるから不思議。
リハと当日の二日間、学ぶことが本当にたくさんありました。
乳酸たくさんでたけど(笑)楽しかった!
共演してくださった鬼怒無月さん、ご来場くださった皆さま、ツイッターなどで情報拡散してくださった皆さま、Stringsの皆さま、ありがとうございました!!
次回 “ちょっとソロ、ほとんどデュオ” は、7/26(木)@六本木softwind。
ゲストはピアニストの大西まみさんです!こちらもお楽しみに!!
このシリーズをはじめるにあたり、沢山の方に背中を押していただきました。
当日は予想以上にテンパってしまい、まかないの段取り以外はいろいろなことが抜け落ちてしまいましたが(Stringsのお食事は本当に美味しい・・)、温かな客席の雰囲気や、お店の皆さまに助けられ、無事に終えることができました。
チャレンジできること、そしてそういう場があることに心から感謝。
うわ、この日記、長っ!(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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