江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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リオ篇 2月19日(木)

2004.2.19 更新

夜に『ダーマ・ダ・ノイチ』。このメンバーでこのお店でのライブは今日が最後だという。
その前に徒歩15分の由香さん宅へ晩ご飯をごちそうになりに伺う。何品もそろった彼女の手料理はとっても美味しくて久々に日本の家庭料理を頂いた感じでした。そしてライブにも一緒に行ってくれることに。由香さんはこちらの先生に師事してレッスンを受けたり、ご自分も生徒さんをもってレッスンしたり、個人練習や演奏活動に向ける準備など常に忙しくされているけれど、面白そうなライブがあるとこうしてつきあってくれるしサンバを踊るのもとっても上手。もちろんポルトガル語も堪能で本当にカリオカ(リオっ子)という感じなのです。

さてお店に着いていつものようにライブ開始。最近買い集めて聴いていたノエル・ホーザ集のおかげで、最初の頃よりもメロディやコード進行に慣れてきた。アジェノールからもらった彼の作品集も随分聴きこみ、他のメンバーとも顔を見合わせながらアンサンブルを楽しむ。

そしてライブ後半、フルートのエドゥアル
ド・ネヴィスがカンジャで参加。皆からエドと呼ばれている彼は、一昨年エポカ・ヂ・オウロと共に来日。フルート、サックス共ものすごいアドリブ能力。そしてこの日はセウシーニョの息子エドゥアルドも参加。二人のエドがカンジャで演奏している間、セウシーニョと私は客席でちびちび飲む。セウシーニョは私の楽器をもって楽しそうに初ヴァイオリン。でも安定させるのが難しいらしく段々ジプシーみたいに肩より下に楽器がきて降参。

途中からホテルの日本人客をつれたマイコも登場し、一緒に踊り始めたあたりで再びステージから呼ばれる。ライブ終演後は記念に写真撮影。楽しいライブでした。