江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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リオ篇 2月6日(金)

2004.2.6 更新

おととい不完全燃焼におわった練習の続きをしよう、とフイから言われていたのに、キャンセルされる。
こういう時は近所をお散歩。ちょっと長い名前だけどノッサ・セニョーラ・ジ・コパカバーナ通りはスーパーから洋服、家電までそろう商店街。最寄り駅のシケイラ・カンポスに行くにもシティバンクのATMに行くにも通るので、しぜんと慣れ親しんだ。
この通りにお気に入りのカフェがある。カフェというよりレストランといった雰囲気で、たぶん老舗。お店の外のガラス・ウィンドウには色とりどりのお菓子や
ケーキ、パンなどが陳列されていて、その場でジュースを飲んだり立ち食いもできるけれど、通りを10分も歩いていると汗だくになるのでつい「エアコン入ってます」と書いてある入り口にすいよせられ、いつものカウンター席に座る。
ここの店員は適度にほおっておいてくれる。買ったばかりの雑誌のライブ情報をチェックしたり、ポル語の勉強をしたり、時々店員に質問をして、それをメモして単語を覚えたりしたものだ。立ち飲みも良いけれど、ここの落ち着いた雰囲気が好きで週に1、2回は通ってました。