江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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リオ篇 1月20日(火)

2004.1.20 更新

今日はTさんのご案内でクララ・ヌネス劇場へ。この日からトータルで5回、毎週火曜の夜にショーロのコンサートが行われるのだ。5枚つづりのチケットで約1500円。1回ずつ買うよりもずっとお得だ。
コパカバーナから車で10分ほど走ると、ラゴア(湖)に近いショッピングセンター内にこの劇場はある。ショッピングセンターといえばお買い物!しかしTさんは男性だったため、あまりその方向に走らずに終わる。

ホールでショーロが演奏されることは珍しい。演奏された曲も、今回の企画者でギタリストのマウリシオ・カヒーリョによるアレンジ、オリジナル曲がほとんどで、演奏者全員が楽譜をみているのもアカデミックな雰囲気。
出演者はマウリシオと共に2004年4月に来日したペドロ・アモリン(バンドリン) &
ルシアーナ・ハベーロ(カヴァキーニョ)、ほかにマルセロ・ベルナルデス(フルート。シコ・ブアルキのバックを長年つとめた)、ペドロ・パイス(クラリネット)、フイ・アウヴィン(バスクラリネット)。素晴らしく、そしてアカデミックな演奏でした。会場の緊張感がとけたのが終演後にロビーで行われたホー
ダ・ヂ・ショーロ。今日の出演者も含め、ものすごい数のミュージシャンが輪になっての大団円。ホールなのに全部終わった時は12時をすぎてました。みなさんお元気ね…。