江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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リオ篇 1月25日(日)

2004.1.25 更新

とりあえずネットカフェに行ってみる。でも「ヴァイオリン販売」で検索をかけてもヒットするのはサンパウロのお店ばかり。う~む、本当にリオに弦楽器のお店があるのかな?
ここで説明しておきますが、ヴァイオリンと言ってもブラジルに持っていったのはオモチャ並の超安物に手を加え、なんとか音を出せるようにしたもの。決して高級なものではなかったのでご安心を。…とは言うものの、一緒に日本を発ち、一緒に数週間過ごした楽器。愛着はあったしヴァイオリンのあんな姿を見たのは
初めてで、本当に悲しかったです。
午後になってニコラに電話。するとセントロに一軒だけあるという。なるほど日本でもそうであるように、マンションの一室を借りて看板を出さず、宣伝もあま
りせずに弦楽器工房を営んでいるのだ。もしも昨日のパーティにニコラが来ていなかったら見つけることはできなかったと思う。本当にもう、大恩人です。明日の朝一番でセントロに行くことを決意し、就寝。