2025.6.5 更新
5月は金沢のガルガンチュア音楽祭や、比屋定篤子さんとの平塚ライブが続き、江藤有希トリオとして貴重な機会をいただきました。
それぞれの会場に足を運んでくださった皆さま、お世話になった皆さまに心より感謝申し上げます。
ガルガンチュア音楽祭は、クラシック中心のとても大きな祭典でした。
国内有数の規模で、国内のみならず海外からも多くのアーティストが招聘されています。
とても印象に残ったのでこちらに記しておきたいと思います。
今回は、江藤有希トリオとして2公演に出演。
5/3(土)石川県立音楽堂・交流ホール
『〜即興の宇宙 —新垣隆×デイヴィッド・ジョーンズ〜』
新垣隆さんのステージへの出演でした。
トリオでオリジナル3曲を演奏。
その後メルボルンから来日のデイビッド・ジョーンズさん(Perc)、カルメン・ウォリントンさん(Voice,etc)によるおそらく即興。
さらに新垣隆さんのピアノが加わっての即興は、ひたすら3人が感じあって生み出され、空間が大きく広がっていくかのようでした。
舞台袖で聴いていて、とても美しかった。
そして最後に全員で武満徹「小さな空」を。
実は直前まで曲が決まっていませんでした。
それでは、ということで私たちが5日に歌手の方とご一緒する曲をインストでやりましょうということになり、「小さな空」のリハを終えたのが開場5分前。
本番はひたすら集中し、ひたすら気持ち良く、とても楽しかった。
ラストは新垣さんソロ。
新垣さんのピアノは曲の美しさを際立たせるタッチ、音色が素晴らしく、またぜひ共演させていただきたいと思いました。
(橋本歩さんは学生時代からご縁があるそう)
(左から新垣隆さん、David Jonesさん、江藤、Carmen Warringtonさん、橋本歩さん、笹子重治さん)
5/5(月)金沢市アートホール
『〜美しき日本のうた〜』
まずはトリオでの3曲。
日本のうたがテーマなので、久々に「みなと」も演奏しました。
そして石川県ご出身の素晴らしい歌手のお二方、
ソプラノ石川公美さんと、メゾソプラノ鳥木弥生さんと共に、数々の美しい日本のうたをご一緒しました。
生の声の美しさ。
ダイナミクス。
表現力。
心地良く耳に響く言葉もまた美しく、ホールの1番後ろまで届いているであろう、お二人の歌は本当に素晴らしかった。
トリオでクラシックの歌手の方とご一緒するのは初めてでしたが、またぜひ共演したいと全員で盛り上がりました。
橋本歩さん、笹子重治さんとのトリオでこの音楽祭に参加でき、感謝でいっぱいです。
歩さんと手分けしての弦アレンジ、今回も好評いただきうれしかったです。
(中央が石川公美さん、右が鳥木弥生さん)
駅のすぐ近くに立派なホールがいくつもあり、クラシックに詳しい人を対象としているのではない、本当に市民が気軽に楽しめる音楽祭。
金沢は本当にすごいと思いました。
聴いてくださった皆さま、お世話になった皆さま、共演の皆さま、本当にありがとうございました!!
空き時間にはピンカス・ズーカーマンのソロでモーツァルトVn協奏曲5番をデンマーク国立オケで聴いて鳥肌がたったり、木津かおりとThe民謡(岡部洋一さん、太田惠資さん)を生で聴いてお口あんぐりになったり、リスナーとしても最高に楽しみました。
小松亮太さんのグループでいらしていた近藤久美子さん(Vn)田中伸司さん(Cb)鬼怒無月さん(G)という凄い皆さまともお会いでき感激でした。
ガルガンチュア音楽祭の皆さま、ありがとうございました!
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