江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

HomeBlog4月のライブレポート。

4月のライブレポート。

2018.5.3 更新

タグ:

先日の記事「つくる、身体」にたくさんの反響をいただきました。
わざわざメールをくださったり、ご心配や励ましのお言葉をたくさんいただき、大変ありがたく思いました。

その後の体調ですが、手術前の、起きていられないような疼痛(子宮内膜症の代表的な症状といわれています)からは解放されました。
しかし、手術の傷の痛みがまだ残っていたり、身体の疲れやすさは思っていた以上で、やはり無理は禁物なのだなと実感した次第です。

そんななか、4月のライブも無事に終えることができ、ご来場くださった皆さま、共演者の皆さま、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
以下、レポートです。

4/21(土)石塚明由子さんライブ@西荻窪イプリカナ

 
(ご来場の方にイプリカナさんからプレゼント)

初めて訪れたイプリカナさんのアトリエ。

あゆこさんから聞いていたとおり、ヴァイオリンの生音がとても気持ち良く響く空間でした。
素敵にリノベーションされた木の空間に響く、あゆこさんの歌声と、ギター。
そのすき間に、遊んだり、重ねたり、時に後ろからワッとかぶさったり(音で、です)。
ああ、こういうことが大好きです。

そしてやはり、あゆこさんの音楽が大好きです。
あゆこさんがMCでもご紹介くださった「ハシケン×江藤有希」。
あゆこさんがメインで活動されていた「vice versa」のイベントに、「ハシケン×江藤有希」でお呼びいただいたことがありました。
ハシケンさんとのデュオは、私にとって歌とギターまたはピアノに絡むヴァイオリンの、表現の幅を広げてくれた活動。
ここにきて、あゆこさんと、デュオならではの表現に集中する時間は、とても幸せな機会でした。

個人的にこの日は手術後の初ライブということもあり、多くの方にご心配や励ましのお言葉をかけていただきました。
あゆこさん、イプリカナのかなさんにもお気づかいいただき、皆さまの温かさに感謝。

4/22(日)江藤有希トリオ@藤沢カフェ・パンセ

ご予約満席をいただき、盛況のうちに4ヶ月ぶりのライブを終えることができ、感謝申し上げます。

出来たてほやほやの新曲たち。
初演というものは、いつもドキドキします。
直前まで、アレンジや構成に迷ったりしていましたが、当日リハでそれも解決。
ギター笹子重治さん、チェロ橋本歩さんと奏でる楽しさを、どの曲でも感じました。

カフェ・パンセでのライブはいつも雰囲気が温かく、それはお店の持つ空気やホスピタリティゆえと毎回思います。
この日は各地からご来場いただき、遠くは関西からも足をお運びいただき、感謝でいっぱいでした。
ご来場くださった皆さま、カフェ・パンセの皆さま、ありがとうございました!!
いよいよ、6月には2ndアルバムのレコーディング。
そしてこのトリオにパーカッション岡部洋一さんをお迎えして、7/11(水)青山プラッサオンゼでのライブが決まっております。

4/29(日)佐藤公哉さんライブ@二宮ブーランジェリー・ヤマシタ。

 
(終演後、関係者のお茶会では手作りケーキをいただきました)
昨年、イチベレ氏のワークショップで出会った佐藤公哉さん。
その後、web音楽サイトの記事でインタビューしていただいたり、その直後に偶然別の場所で、今回共演させていただいたピアノの権頭真由さんと出会ったり、ご縁をいただいてご一緒させていただいた演奏会でした。

いつも美味しいパンを買いに行ったりフレンチトーストを食べに行っていた、ブーランジェリー・ヤマシタさんの演奏会に初出演というのもうれしかったです。
予想以上に気持ち良い響き。
午後のやわらかい光に満ちた空間で、公哉さん、真由さんと一緒に音をだすのはとても楽しい時間でした。

ご遠方からのお客さまや、初めての方からも温かいお声をたくさんかけていただきました。
ブーランジェリー・ヤマシタの皆さまの素晴らしいおもてなしにも感謝です。
皆さま、ありがとうございました。

以上、4月のライブ・レポートでした。

(おまけ)

4/30(月祝)Choro Club@平塚サッドカフェ。

長年共演させていただいている、笹子重治さん率いる「ショーロクラブ」のライブが、平塚サッドカフェで行われました。
ご近所ということもあり、夫と共にお手伝い。
あまりにも美しくて、落涙。
長年に渡って活動されているということ以上に、笹子さんご自身もおっしゃっていたように、
「ここまでダイナミズムに注力するユニットも稀少」
ということを体現されていて、このお三方でひとつの生き物のような感じでした。
平塚で聴けて、感激の夜でした。