江藤有希
ヴァイオリニスト、作・編曲家

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9/26(水)ちょっとソロ、ほとんどデュオ3回目。

2012.10.27 更新

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なんと、一ヶ月経ってしまった・・。
風邪のあと、再び風邪をひいたかと思ったら今度はアレルギー。
秋の花粉症、イネ科(ブタクサなど)のアレルギーだそうです。
お薬を飲みはじめて、ずいぶん落ち着いてきました。

という言い訳からスタート。

9/26(水)ちょっとソロ、ほとんどデュオ vol.3 ゲスト:佐藤芳明@下北沢lete

私は初出演だったlete。
何年か前に鬼怒無月さんのソロ・ライブを聴きにきたことがあり、その時の空間、音の質感はよく覚えている。
佐藤さんとのデュオには、ここが一番合いそうな気がして決定。
実際にステージ(元々はBarであり、そのBar空間のつきあたりがステージになる)に二人で立ってギリギリくらいコンパクト。
なおかつ、客席との距離も近いのにあまり圧迫を感じない心地よさ(あ、もしかしてお客さんは圧迫を感じていたりして・・)

そんなこんなで、ライブ・スタート!
ブラジルのリズミカルな曲、そしてメロディアスなオリジナル曲など織り交ぜつつ、また、佐藤さんの軽妙なMCを私自身楽しみつつのステージでした。

<1st>
1. Asa Branca(L.Gonazaga)
2. Feira de Mangaio(Sivuca)
3. ニコレッタの恋 〜リストランテ・パラディーゾより〜(Y.Etoh)
4. オルソ・マーチ 〜リストランテ・パラディーゾより〜(Y.Etoh)
5. 眠る鳥(Y.Sato)
6. 夢幻舞踏組曲Ⅱ(Y.Sato)
7. Wave(A.C.Jobim)
8. Bebe(H.Pascoal)

<2nd>
1. 無題、でもなんとなく北東部(Vnソロ/Y.Etoh)
2. 風をあつめて(Accソロ/H.Hosono)
3. Chanson pour deux 〜異国迷路のクロワーゼより〜(アンデスDUO/Y.Etoh)
4. 花咲く街のワルツ 〜異国迷路のクロワーゼより〜(Y.Etoh)
5. Libertango(A.Piazzolla、arrange:Y.Sato)
6. 時のカフェテリア(Y.Etoh)
7. ハレの日(Y.Sato)

<encore>
Frevo(E.Gismonte)

ハイライトは、「上手く演奏してはいけない」「笑ってはいけない」アンデスDUOコーナーでしたでしょうか。
アニメでは手回しオルガン用に作曲、自分で演奏した曲でしたが、手回しっぽい雰囲気を出すにはリズムがよれたりした方が感じがでるわけです。
しかし、ヘタウマ紙一重な弾き方での佐藤さんの絡み方が超絶極まりなく、あまりの遊びっぷりに吹き出してしまいそうになるところを、必死に耐えなくてはならない。
ツラかったよ・・。
しかし、これが一番ウケました(笑)。
演奏中にあんなに笑い声が起こるとは。

ソロ・ヴァイオリンは間際に完成した新曲で、今回のレパートリーに影響されたらしく北東部の匂いがプンプンと。
タイトル思いつかず。
そして佐藤さんソロ・コーナーの選曲が大変にニクくてですね、「風をあつめて」ですよ。
とってもポピュラー、不朽の名作。
これをアコーディオン・ソロで聴かせて下さるなんて。
めちゃくちゃ素敵だったのでございます。

終演後、”ちょっとソロ、ほとんどデュオ” シリーズに続けて来てくださっている方からとっても好評のお声をいただき、またまたやる気をもらったわたくしでございます。(単純)
ご来場くださった皆さま、leteの町野さん、ありがとうございました!!

次回は11/8(木)共演:ヤマカミヒトミ(Sax&Fl)@吉祥寺Stringsです。
只今ヒトミさんは小野リサさんのツアーでシンガポールに滞在とのこと。
ヒトミさんブログ、この夏のブラジル旅行日記が面白いです。
是非チェックを!